この一週間、Diversed Jobで改めて思ったこと

Posted by admin on February 6, 2016

この一週間で思ったことを記録しておきます。
先週土曜日には意識の高い高校生達とワークショップ、月曜日は2020年に売上規模3倍を目指す創業10年のベンチャースピリット溢れる会社のコンサルティング、火曜日は古い堅いThe日本株式会社のコンサルティング、水曜は中堅メーカーのグローバル化ワークショップのファシリテータ、木曜日は中国人とベトナム人の大学生相手にインターンシップ・ワークショップ、金曜の夜から土曜日終日は某メガバンクの管理職に対し組織文化醸成のためのワークショップのファシリテータ。まあ、自分で受けた仕事とはいえ、一週間で、かなりのダイバース対象と御一緒さて頂いた。

で、その中で「できるな!凄い!」「日本も捨てたもんじゃないぞ!」と思わせてくれたのが、土曜日の高校生と木曜日の留学大学生たちだった。もちろん、企業の方々も優秀だし、突っ込んだ議論はありましたよ。でも、自身で一所懸命に本質に迫ろうという姿勢や自分の言葉で自分の気持ちを訴える気持ちが伝わってきたのは、学生さん達が上だったように思います。 でも、オジサンたちも、若い頃、入社したころは目がキラキラして輝いて、夢を抱き、情熱を持って語っていたはずですよね。何より問題は、こういう若者が、日本の会社に入って年数経つと輝きが無くなり、元気がなくなること! 実際、今日のワークショップでも同様の自覚が、課題として議論されていました。

若者が単に、元気とか、言いたいことを言うということではなく、若者たちのWSの方が、遥かに本音で本質を追求しようとするディスカッションができていたということ。 オジサンたちからは、答えや落としどころばかり探って、本質を議論することをしない。と言うと言いすぎかもしれませんが、自分で十分議論していると思っているようなのですが、全然、浅いところから深堀できないんですよね。習慣だと思います。日本の電機メーカーが総崩れしているのも、時代背景や韓国中国の台頭が理由ではなく、才能を持った若者の輝きを無くしてしまう組織文化が理由ではないでしょうか。才能を押しつぶし、情熱の火を消してしまう文化を変えないことには、日本企業の将来は決して明るくない。