東京-大阪往復生活からの報告
先にも書きましたが、2月17日から3週間、コロナウイルス騒動真っ只中、東京-大阪を何度も往復しています。この3週間の前半は、まだまだ新幹線や飛行機も朝夕はほぼ満席だったのですが、27日に安倍首相が学校休校要請をしてからみるみる人が減りました。この変化は、とてもリアルでした。27日以降、飛行機で４往復しているのですが、私の感覚では、搭乗率が60％になり、30％になり、20％を切ったところで、JAL/ANA共に国内便削減を発表した感じです。それでも便の削減は地方路線が中心で、羽田伊丹便はそれぞれが15往復/日程運航しているのを、せいぜい数往復カット、ただし、使用飛行機材を小さいモノに変えることがされています。結果、今日は、日中便にもかかわらず、後ろの便がキャンセルになり、当該便がA321という小さな(200人前後乗り)機材になったことで、ほぼ満席(実は客にとってはこちらの方が不安)でした。ホテルも日に日に宿泊客が減り、ブッフェ朝食がなくなり、大浴場が閉鎖され、稼働させないフロアが増えています。
東京では、渋谷、原宿や新宿を見ていると学校のなくなった中学生高校生が増えて、ども映画館やカラオケボックスに行っているようで、これってどうなの？って感じですが、丸の内や新橋は、明らかに人が少ないですよね。逆に千葉、埼玉、神奈川の都市は昼間の人口が増えてショッピングモールなどでの感染が不安な状態と聞きます。大阪も同じような状態だと思います。電車は空いてきました。難波～心斎橋の戎橋周辺、デパートは、明らかに人が少ないです。デパートは基本11時～19時と前後1時間短い営業になっています。飲食はかなりの打撃だと思われます。戎橋辺りのたこ焼き屋に行列ができていないのは何年ぶりでしょう。でも、中国から聞こえてくる向うの状況とはかなり違うと思います。そうはいっても、日本は街に人はいます。マスクしていない人も沢山です。中国人、韓国人が減ったことにより、欧米系の観光客が目立つようになりました。マスク習慣のない欧米人は、この状態でもマスクはあまりしていない印象です。
また、月末にタイに出張予定がなくなりました。仕事のキャンセルはかなり前に決まっていたのですが、飛行機代のキャンセル料を払いたくないので、タイ国が日本人の入国規制を始めるのは待っていました！(笑) で、見事的中で、一昨日、キャンセル料なしでキャンセルをしました。タイ人の友達と会う約束もしていたのですが、先週、向こうから、この時期に来る必要がないなら観光でも伸ばした方が良いと言ってきていました。彼曰く、外国からの観光客は来ているし観光地も運営しているか、どうも暗い雰囲気で、楽しめないから止めた方が良いと言われました。そんな感じみたいです。
ところで、今日の飛行機、隣に２歳位の女の子とお母さんが座っていたのですが、二人ともマスクしていませんでした。で、到着して降りるときに「ほら、降りるからマスクしなさい」って、女の子とお母さん共にマスクをして降りて行かれました。なんだか違うような、、、(^^；